胃や腸で音が鳴るのは過敏性腸症候群の可能性がある?

過敏性腸症候群では腸のぜん動運動が不安定になり、急に極端な動きを見せたりします。そのため胃や腸でガスが動く大きな音がすることが多く、特にガス型の過敏性腸症候群の大きな特徴となっています。そのため、胃や腸で音が鳴る場合は他の症状も合わせて過敏腸症候群が疑われますが、そうでない場合ももちろんあります。

 

そもそも、過敏性腸症候群にしてもそうでないにしても、ガスが多ければより音が鳴ったりおならの量・頻度が増えたりします。そのため、まずは腸内のガスを過剰に作っていないか確認が必要です。腸に溜まるガスのほとんどは口から飲み込んだ空気で、呼吸によって吸い込んだ空気は肺へいきますが、食べ物や飲み物と同時に飲み込んでしまった空気は胃へと進み、腸へと進むことになります。

 

この空気が腸に溜まるガスのほとんどですので、過敏性腸症候群ではなくとも飲み込む空気が多すぎると当然ながら腸がゴロゴロと頻繁に鳴ることになります。

 

特にストレスや緊張を感じた際に唾を空気と一緒に飲み込んでしまう空気嚥下症(呑気症)はこのガス発生の大きな原因ですので、心当たりがあるならばまずはこちらの解消を第一に考えた方がいいでしょう。

 

また、過敏性腸症候群も含めて、腸のぜん動運動の異常でもガスが急激に動くことにより音が発生します。このため、腸内環境が悪いことも考えられますから、乳酸菌など腸内で働く善玉菌の摂取により腸内環境を改善することも考えてみるといいでしょう。過敏性腸症候群の補助的な治療法の一つとしても有効です。