過敏性腸症候群ガス型とは

最近よく話題となることの多い過敏性腸症候群。これは新種の病気というわけではなく、診断で病名が付くかどうかをさておけば昔からあったであろう病気です。

 

大腸や小腸、特に大腸の働きに支障がきたすことでもたらされる症状をまとめて過敏性腸症候群と呼んでおり、大腸や小腸に物理的損傷や機能的欠損などが具体的に見つかれば他の病名が付くのですが、そういった問題点が見つからないにもかかわらず腸に問題を抱えている状態がこの病気に分類されています。そのため、その多くはストレスが原因によって発生していると考えられています。

 

過敏性腸症候群の中でも特にストレスと関わりが深いタイプがガス型です。過敏性腸症候群ガス型とは腸に溜まるガス、つまりおならが制御できなくなる症状が強く表れるタイプで、特におならをしてはいけないと強く思えば思うほど自分の意思に反しておならが出てしまうことが多く、その体験がさらにおならへの意識を強めてしまうなど悪循環に陥りがちなタイプなのです。

 

過敏性腸症候群はどれも器質的な障害がないことが前提ですので致死的なものはなく、近年大きく取り上げられるまでは軽視されがちなものでしたが、特にガス型は本人が悩みに悩んで自殺まで考えることがある、非常に深刻な問題です。

 

そのため腸の動きを正常化するための薬を飲むと同時に、精神的な面でのケアも必要になりますし、患者の社会的環境にも気を遣っていかなければなりません。